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自分で席を探す 日本のレストランでは、お客さんは、ウェイターが来て席を案内してもらうまで入り口で待っているのが普通ですが、オーストリアでは、自分で席を探します。なので、入り口でウェイターが来るまで待っている必要はありません。 しかし、例外もあります。たとえば、とても高級レストランではウェイターが席を案内する場合もありますし、席をあらかじめ予約していた場合には、案内してもらえることもあります。席を自分で探す場合は、席に「予約席(Reserviert)」と書かれていないかどうか、注意する必要があります。席が予約されている場合には、その席に座ることはできません。
ドイツ語で「いらっしゃいませ」はない 大事な挨拶「グリュース・ゴット!」 席に着き、ウェイターが「こんにちは(グリュース・ゴットGrüß Gott)」と話しかけてきたら、「グリュース・ゴット」と返事をします。しかし、自分で席を決めて座るので、ときどきウェイターが客が入ってきたことに気づかないこともあります。そういう場合は、自分から「グリュース・ゴット」と挨拶しなければなりません。そうすると、ウェイターは客に気づいて、席に来てくれます。
飲み物の注文 日本では、飲み物(水やお茶など)がサービスとして出てきますが、オーストリアではサービスとしての飲み物は出てきません。そのためか、ウェイターは大抵、メニューを持ってくると同時に、「飲み物はどうなさいますか」と聞くことがよくあります。メニューを見せる前に注文をとるのは少しおかしい感じがしますが、オーストリアでは普通で、レストランにありそうな飲み物を頼みます。 もちろん、メニューを見てから決めたいときには、「メニューを見てから決めたいのですが。 (イッヒ ミュヒテ ノッホ シャウエン :Ich möchte noch schauen.)」、もしくは、「もう少し考えます。(イッヒ ミュヒテ ミア ノッホ ユーバーレーゲン :Ich möchte mir noch überlegen.)」と答えます。これはまったく失礼なことではありませんので、ゆっくり考えて決めたいときには断る必要があります。 飲み物にお金をあまりかけたくない場合には、水道水を頼むこともできます。最近は、水道水にもお金を要求する店も増えてきましたが、普通は無料です。レストランで水道水を頼みたい場合は、「水道水をください(ライトゥングスヴァッサー ビッテ Leitungswasser, bitte)」といいます。 席についたまま支払いをする 食後に、支払いをする場合は、普通、席に座ったまま、「お勘定お願いします (ツァーレン・ビッテ :Zahlen bitte)」とウェイターに声をかけると、お勘定をしに来てくれます。
チップの習慣 勘定の際には、チップが必要です。チップは義務ではありませんが、チップを渡さないとそのウェイターのサービスが悪かった、ということを意味するので、少し失礼な感じになります。なので、ウェイターのサービスが普通だった場合には、大体、言われた金額を切り上げるかたちで支払います。 いくらチップを渡すかというのは、個人の判断に任されています。ウエイターのサービスが特に良かった場合には、言われた金額の8%から10%、もしくはそれ以上払うこともありますが、大抵は、言われた金額の切りのいい数に切り上げます。たとえば、4.70ユーロと言われた場合には5ユーロ払う、という感じです。また、手元にあるセントなどの小さいお金を渡す場合もあります。 チップは通常、勘定のときに同時に渡すのが普通ですが、勘定をする人がサービスをしてくれたウェイターではない場合など、サービスしてくれたウェイターにチップを直接渡せないようなときには、勘定した後にチップだけ机の上においておくこともあります。
支払いの後も席についたままゆっくりできる 日本では支払った後はすぐにレストランから出ないといけないような感じですが、オーストリアでは、混んでいない場合、支払った後でもレストランに居続けることができます。
帰りの挨拶 日本では、客が出て行くとき、ウェイターが「ありがとうございました」と言い、客は何も言わずに出てきますが、オーストリアでは、ウェイターも客も、「さようなら(ヴィーダーゼーン Wieder sehen)」と挨拶をします。
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