妥協すべきか、初志貫徹か?

新調したリクルートスーツが汗でヘロヘロになる暑い季節になると、数社から内定を貰っている友人がだいぶ増えてきます。

この時期に悩むのが、「妥協して中小企業も受けるべきか?」
それとも、「最後までブランド企業にこだわるべきか?」
という今後の方向性の模索。

この難題に対する回答を出すには、日本の雇用慣習を理解しておく事が必要です。

日本の雇用制度は、成果主義や実力主義に近づいてきたと言われていますが・・・
まだまだ99%の会社は、終身雇用制度の年功序列です。
とくに大手のブランド企業はその傾向が顕著です。

そのような会社への入社ルートは、「新卒枠」「既卒枠」以外有りません。
中途採用枠は基本的にありません。(一部専門職は除く)

だから、大企業やマスコミ狙いであれば、後悔が残らないように最後まで戦うべきなのです。

最悪のケースはどこからも内定を貰えず落胆するかもしれません。
でも、今は既卒であっても十分大手企業を狙えます。

大手企業のキャリアパス

大手のブランド企業は、系列配下にたくさんの子会社を有するピラミッドの頂点。

20代前半で入社して、一斉に横並びで社内教育がスタート。
その後は30~40代でふるいにかけられ、50代で適切な子会社へ出向や転籍となります。

50代でピラミッドの頂点である大手ブランド企業に残れるのは、本当に優秀な人材のみ。
もしくは社内営業が極端に秀でている人。

最後まで残れる人は、同期入社の1割弱。
大手ブランド企業というのは、入社するだけでなく出世競争も熾烈なのです。

ここまで坦々と事実を書いてしまうと「大手に入っても厳しいな~」と落胆しがちですが・・・
それでも中小企業よりは生涯年収も高くなるし、世の中にインパクトを与える仕事が出来るのも大企業ならではの特権です。

長い人生の中では価値観(特に仕事観)は変わるものです。
そうなった時に中小企業から大企業へのルートはありません。
でも大企業から中小企業へのルートはたくさんあります。

ブランド大企業への就職チャンスは20代の特権だと思いましょう。

戦略的な既卒の就職活動に関しては、下記のHPが参考になります。
 → 既卒者の就職活動に特化したHP

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